コラーゲンとビタミンCの関係

私たちの皮膚や血管、骨に多く含まれる繊維性のタンパク質コラーゲンの合成には、ビタミンCが不可欠です。
ビタミンCは重要な栄養素の一つで、生体内における物質代謝に関わっていますが、もっとも重要な働きはコラーゲンの生成とその保持にあります。
ビタミンC不足になるとコラーゲンの生成と保持が上手く行かず、全身の血管がボロボロになり、出血性の障害があちこちの器官に起きる「壊血病」になります。
壊血病は16世紀から18世紀の大航海時代に大変恐れられた病気で、長期航海をしている乗組員が多数犠牲になっています。
1747年にイギリス海軍医が、オレンジやレモンなどの柑橘類を食べることで壊血病を予防できると発見しましたが、それがビタミンCによるものだということは分からず、1933年にビタミンCの存在が決定されています。
ビタミンC不足になると血管がボロボロになるのは、血管を合成しているコラーゲンの合成にビタミンCが必須であるためです。
コラーゲンを形成しているアミノ酸のヒドロキシリジンとヒドロキシプロリンは、リジンとプロリンがビタミンCによって水酸化されなければ合成できません。
リジン、プロリンがきちんと水酸化されないと3本の繊維が重なり合う3重らせん構造ができなくなります。
ビタミンCがお肌のために有効ということは知られていますが、血管も脆くなり、骨粗しょう症にもなりかねないのです。
女性が多く発症する骨粗しょう症の原因は、カルシウム不足ばかりではありません。

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