コラーゲンの分解・吸収・生成

コラーゲン分子は長さが約300ナノメートル(0.0003ミリメートル)、直径約1.5ナノメートル(0.0000015ミリメートル)の棒状の形で、3本の鎖が3重らせん構造を形成する3つ編みロープのような状態です。
特殊な3重らせん構造により結合力が強いので、胃や腸にあるペプシンなどのたんぱく質分解酵素では分解されません。
コラーゲンを分解するには特別な酵素コラゲナーゼを使用するか、熱を加えることによって3重らせん構造を壊すことができます。
熱を加えて変化することをゼラチン化と言い、変化するときの温度を変性温度と言います。
変性温度は生息環境によって左右され、人間や牛・豚など陸上動物の体内のコラーゲンの変性温度は約40度強ですが、魚など海中動物は変温動物であるため、生息している海水温によって約0~約25度と幅があります。
熱を加えると溶けるという性質は、他の一般的なたんぱく質、例えば卵の白身などが熱を加えると固まるという性質とは相反します。
人が食事やサプリメントなどから摂取しているコラーゲンの大部分が、熱によってゼラチン化、または分解された状態で体内に入り、胃や腸のたんぱく質分解酵素により、更にアミノ酸またはペプチドに分解されて吸収されます。
コラーゲンはそのままの形で体内に取り込まれるのではなく、必ず分解するという過程を経てアミノ酸として吸収され、再び体内で生成されるというしくみになっています。

関連記事

おすすめ記事

ピックアップ記事

109

2014.1.22

プラセンタサプリとコラーゲンサプリはどっちがいいの?人気アイテムの違いをまとめました。

美容に良い成分として人気のプラセンタサプリですが、 同じく美容に効果が期待できる成分であるコラーゲンサプリとどう違うのか、 よくわからな…


ページ上部へ戻る